証券会社 securities company 2005 8 24

 ある大手ネット証券で、8月11日に続いて、
本日(8月24日)も、システムトラブルが発生したそうです。
 こうしたシステムトラブルで、大きな問題は、こういうことです。
基本的に、システムトラブルが発生して、
注文や注文訂正ができなくて、損失が発生した場合、
証券会社は、責任を負わず、投資家の自己責任となりますので、注意が必要です。

釣った魚 2005 8 19
 釣った魚には、餌をやらない。
これが、ネット証券の営業方針ならば、実に悲しい。
 大量の広告を出して、がんがん新規の顧客を獲得するのはいいが、
そうなると、同時に、がんがんシステム増強をしないと、
既存の顧客は、困ってしまう。
 相変わらず、注文の画面が重くて開けなくて、
希望の株価で買えなかったという不満が多いのです。
 買えなかったのは、まだ、よい方で、
大きな売り板が出現したので、逃げようと思い、
自分の買い注文を訂正しようとしたが、
画面が重くて、どうにもならなかった。
あるいは、入力はできたが、それが反映されるのに、時間がかかって、ダメだった。
そういう不満も、よく聞きます。
 こうした顧客の不満を無視して、
ネット証券が、新規顧客の獲得に走るならば、
「ネット証券の営業方針は、釣った魚には、餌をやらない」と言わざるを得ない。
 やはり、ネット証券からは、データだけ、もらって、
実際の注文は、有名でないけれど、システムがしっかりしている証券会社に出す。
これが、これからの正しいやり方だと思います。

システムトラブル system failure 2005 8 11
 本日(8月11日)の午後、大手ネット証券で、
大規模なシステムトラブルが、発生し、一時的に、
「注文ができない、注文訂正ができない、注文取消ができない」という状態になったそうです。
しかも、一時的に、証券会社への電話もつながらないという状態になったそうです。
 この時期は、危険です。
夏休みが本格化し、個人投資家が、一時的に急増しますので、
証券会社のコンピュータは、パンクするでしょう。
 対策としては、
大手ネット証券からは、情報だけ、もらうようにし、
実際の発注は、有名ではないけれど、システムがしっかりした証券会社にする。
 あるいは、いっそのこと、この時期は、夏休みにしてしまうことです。
おそらく、この1週間が、危険な時期だと思います。
 念のため、注意しますが、
システムトラブルで、注文訂正ができなくて、損失を出したとしても、
それは、個人投資家の自己責任になります。
システムトラブルによる損失については、証券会社は責任を負わないことになっています。


































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